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【カメラ】FUJIFILM X100Vを1年使用して思ったこと

こんにちは。たびねこです。

2020年2月27日(木)に発売されたFUJIFILM X100Vを使用し始めて、気が付けば約1年が経過しました。X100Vが発表された時は素直に良いカメラだなと思ったの記憶に残っています。また、X100Vのプロモーション動画で大批判を浴びて、プロモーション動画の公開が中止になったりと、発売前から悪い方向で注目されてしまったことも記憶に残っています(笑)。

先日のファームウェアアップデートで、自分の中でさらに存在感が増しているX100V。

今回は、X100Vを1年間使用して思ったことをまとめていきたいと思います。

[目次]

 

☆デザイン

クラシカルなデザインというのでしょうか、デジタルカメラというイメージがあまりしないデザインがとても気に入っています。棚などに置いてあったとしても絵になる感じがとても良いですね。そして、コンパクトにもかかわらず、OVFとEVFを切り替えられるハイブリッドビューファインダーの搭載や、各種の設定変更ダイヤルを備えており、うまくまとめられた優秀なデザインと言えます。

☆画質

当時の最新(今でも最新かな?)、そして上位機種にも搭載しているAPS-Cサイズの裏面照射型2610万画素X-Trans CMOS 4センサーと、画像処理エンジンX-Processor 4を持つX100V。型名名称などばかりで分かりにくいですが、つまり、特に他と見劣りするようなものを搭載しているわけでもないため、良い絵を出してくれます。もちろん、使い方や求める絵の違いによっては、さらに大きいセンサーを搭載したフルサイズカメラや、より高画素・高感度性能を持つカメラの方が良い面もあるでしょうが、X100Vの画質であれば趣味で使用する分には申し分ない画質と言えます。

X100Vはコンパクトデジタルカメラということで、レンズの交換ができないレンズ一体型のカメラになります。使用するレンズに左右されないため、安定・安心の絵を出してくれます。1世代前の機種からレンズが刷新されたということで、開放での写りがシャープになっています。シャープな絵の方が好みであるため、この変更はありがたいです。

☆操作性

ある程度の設定は固定化し、カスタム登録した設定を使い回して撮影していくスタイルに落ち着いたため、X100Vの操作性で困ることは無くなりました。

逆に言えば、設定を変更していきながらの撮影は苦労すると思います。カスタムできるボタンは少ないですし、Qボタン(クイックメニューボタン)も押しづらい。液晶モニタのタッチ操作で工夫されていますが、これも操作しづらい。本当によく使う機能だけ選別してカスタムボタンなどに登録して、基本は固定設定で撮影していく形になると思います。スナップ撮影で考えれば、それで十分かと思います。

☆バッテリー

可もなく不可もなく。バッテリーの持ちはあまりよくない感じでしょうか。ただ、これまでバッテリー切れするようなことはないため、特に困ることはなし。

カメラ設定を調整したり、カメラ内現像したりと、撮影以外で使用することが多いと困るかもしれないといったところ。

☆携帯性

X100Vは、それなりに小型のカメラであり、重さも478gであるため、ストラップでぶら下げていても特に気にならず。そのため、常に持ち歩けるようなカメラだと思います。

高級コンデジという部類で考えると、他にSONYのRX100シリーズを使用したことがありますが、こちらと比べると大きいと感じるかもしれませんね。小さければ小さいほどカスタム性は落ちると思うため、何を重視するかだと思います。

☆機能性

FUJIFILMのカメラの特徴であるフィルムシミュレーションが優秀です。他に、明瞭度など設定変更、カラークロームエフェクトによる色調整、グレインエフェクトによる粒状感の追加といったプラス要素と相まって、ほぼRAW現像いらずで好みの写真が撮れます。このあたりの絵作りはすごいなと感じました。そして、X100Vを購入しようと思ったきっかけでもあります。フィルムシミュレーションの中でも、特にクラシックネガがお気に入りです。

X100Vは手ぶれ補正を搭載していません。しかし、手ぶれ補正があるに越したことはないとは思いますが、手ぶれ補正が無くても、普通に撮っている分には気にならず。あと、動画を撮るのであれば気になったかもしれないですが、静止画専用であるため、困らないといったところ。

気になるというか、少し不満に感じているというか、自分の感覚と合わないと感じる点はオートフォーカスオートフォーカスの速さは問題ないのですが、カメラ任せのフォーカスポイントだと、とにかく自分がフォーカスしたいポイントと合わない。真ん中あたりにフォーカスしたいのに、少し手前にある端の方のものにフォーカスされたりなど。オートフォーカスも万能ではないし、少しフォーカスポイントを指定してあげれば良いだけではありますが、さっと撮りたい時にフォーカスポイント指定でワンテンポ遅れるのはストレスを感じます。

☆液晶/ファインダー

液晶は、チルト液晶であり、十分な性能を持っています。そして、ファインダーはOVFとEVFを切り替えて好きな使い方ができますし、特に問題なし。

☆ホールド感

グリップ感を高める凹凸がほぼありません。ただ、軽量カメラであり、レンズ交換式で大きいレンズを使うということもできないため、何も困らず。安定して撮影できます。

☆まとめ

X100Vは購入して満足の良いカメラです。

FUJIFILM デジタルカメラ X100V シルバー X100V-S

FUJIFILM デジタルカメラ X100V シルバー X100V-S

  • 発売日: 2020/02/27
  • メディア: Camera
 

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