ふとしたことをきっかけに「経営」について考えることになった。「経営」とは何だろうか?「経営」に貢献とは何だろうか?
「経営」とは、知っている言葉ではあるけど、漠然とした言葉でもある。
少し言葉を調べながら、「経営」に貢献するとは何なのか?これについて考えてみようかな。
■経営とは?
経営
事業目的を達成するために、継続的・計画的に意思決定を行なって実行に移し、事業を管理・遂行すること。また、そのための組織全体。
(デジタル大辞泉より引用)
財またはサービスを経済的給付として生産する組織体を経営とよぶものである。継続的に生産を営むものであっても経営には含まれない。さらに、継続的生産のすべてが経営になるのではなく、協働性、交換性、計画性を備えたもののみが経営になる。この意味で、個人性、自己消費性、当座性を特色とする個人的生産は、経営ではない。
(日本大百科全書より引用)
「継続性」と「計画性」を持って事業を遂行していくことだと思っていましたが、どうやら、それだけではないようですね。
「協働性」「交換性」なるもの重要らしい。
■協働とは?
協働
同じ目的のために、対等の立場で協力して共に働くこと。
(デジタル大辞泉より引用)
読んで字の如く。協力して働くこと。経営とは組織で行うと考えれば、個人では組織になり得ない。組織になり得るには、協力してくれる人が必要であり、共に目標に向かって進んでいかなければならないと。
■交換とは?
交換
取りかえること。また、互いにやり取りすること。
(デジタル大辞泉より引用)
ここでの「交換」とは、価値の受け渡しを互いにやり取りすることなんだろうな。目標に向かって、個人が成果を出すだけでは成り立たず、共に働く人たちで、それぞれの人が持つ価値をやり取りして、より良い成果を出してくということかな。
■経営に貢献とは?
経営に貢献するとは何なのか?経営に貢献できる人とは、どんな人物像なのだろうか?
つまり、漠然としているけど、「価値ある働ける環境」を作れる人なのかもしれいない。
多くの人にサービスを提供できる事業、事業を成り立たせるための組織、組織を成り立たせるために共に働く人たち、働く人たちが価値を生み出し、価値を高めあえることができる環境、この環境を整えていくことが最終的に経営に貢献するということなるのかもしれない。
経営に貢献の概念は、こんなところなのだろうが、この環境作りを継続的に、そして計画的に行なっていくとすると、具体的な方策が必要になるわけで...
「経営に貢献」の道のりは長いね。