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【ゲーム】大満足で終わったテイルズ オブ アライズ【ネタバレ注意】

こんにちは。たびねこです。

先日からプレイし始めたテイルズ オブ アライズですが、クリアしたため振り返っていきたいと思います。

[目次]

第1部 領戦王争(スルドブリガ)

前回のゲームプレイ開始時から思っていたことですが、プレイヤーを置き去りにしない丁寧な作りがとても良かったと思います。領戦王争(スルドブリガ)で領将(スルド)たちが何を争っているのか、そして、主人公アルフェンの記憶が鉄仮面の破損とともに明かされていく様子、シオン・リンウェル・ロウ・キサラ・テュオハリムの心情や行動が、いきなりはさすがに明かされませんが、徐々に明かされていき、とても感情移入しやすいシナリオだったと思います。それにしてもテュオハリム以外のスルドたちがとにかく嫌な人たちだった。そして、リンウェルとキサラの激怒シーンは怖かった(笑)。それと、スキットによって深掘りされる各キャラクターたちの魅力も丁寧に描かれていると思います。最後まで通して、シオンの食いしん坊イベントと、テュオハリムのメインストーリーとは異なるギャップが垣間見られるイベントは、個人的に好きでしたね。

他には、テュオハリムがスルドの国であるメナンシアから、アウメドラがスルドの国であるミハグサールまでのストーリーで、精霊力が無くなるとどういう結末を迎えるのかもうまくストーリーの中で説明されているのが後々のストーリーのこともあって良かったですね。

第1部の途中でやばさだけ残して立ち去っていくヴォルラーン。まさかのスルドだったとは。他の国で登場するから、かなり意外でしたね(笑)。あと、FINAL FANTASY Ⅶセフィロス?とか思ったり(笑)。そして、ヴォルラーンの国であるガナスハロスでのストーリーがかなり衝撃的。これまでに丁寧に説明されてきたスルドブリガなどの背景が一気に崩されるという。アルフェンが、300年前の人間で、スルドブリガの勝者がなるはずの〈王〉という存在だったり、ヴォルラーンも〈王〉だったり、これまでスルドの側に立っていた赤い服の女が実は重要な人物だったり、積み上げてきたものを振り出しに戻されるストーリーは先がまた気になるという点で、とても良かったと思います。それにしても、赤い女のホラー要素はとても怖かった(笑)。そして、第1部の最後の終わったのかという問いに対してのテュオハリムの「始まったのだ」のセリフがとても印象的でした。

そんな第1部についても、気になる点はちらほら。まず、スルドの元に向かう仕掛けがほぼ同じで、昇降機を頑張って動くようにしようというのが何度も同じことさせられている感じでイマイチ。それに、昇降機の仕掛けを探すにも、マップ移動でロードが入って待たされる点もイマイチ。せめてロードが早ければと思うばかりでしたね。そして、5つの領土を旅するわけですが、世界の広さを感じられないのもイマイチ。

第1部から第2部へ

第2部の始まりは「Hello,Again〜昔からある場所〜」とともに流れるオープニングムービー!まさか、この曲は第2部のオープニングテーマだったとは!何だかテイルズらしい落ち着いたオープニングで良いなと思いました。そして、クリアした後に見ると、ストーリーを垣間見られるとても良い映像でもありますね。このオープニングはとにかく好きすぎる!

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第2部 双世界

第2部からは一気に世界が広がります(正確には世界が広がったように感じられるだけですが、これはまた後ほど)。当然ながら、敵は空の先の宇宙をまたがった違う星にいますからね(笑)。それにしても、アルフェンたちが違う国に向かう術もなく、ガナスハロスから閉じ込められて復興作業に追われているところから始まるのは意外でした。ファストトラベルの機能や、世界の狭さも相まって、余計に意外でした(笑)。レナからのレネギスを通しての、突然のダナの精霊力の吸い上げからようやくストーリーが動き出します。精霊力が無くなるとどうなるのか、第1部てわしっかりと語られていることから、重大さが伝わるシーンです。そして、レネギスに向かう前に、精霊力を吸い上げる楔を止めるストーリーがありますが、ここでも精霊の声を聞くイベントを挟むことによって、この先の300年前のことを知るイベントでも違和感なく入り込めて良かったですね。

そして、レネギスの向かう前のシオンのイベント。死ぬことを決意しての行動から生きるための行動に変わるイベントは、挿入歌として流れる「Hello,Again〜昔からある場所〜」の良さも相まって、名シーンです。できれば、アニメーションムービーとして、キャンプでいつでも見られるようにしてほしかった。あと、レネギスでは、登場シーンの少ない300年前の〈巫女〉であり、シオンのご先祖にあたるネウィリも印象的でした。アルフェンの鉄仮面や300年も眠り続けた理由、〈王〉と〈巫女〉の装束など、短い登場なからキャラクターを印象付ける良いストーリーだったなと思います。

なお、レネギスではスルドたちの背景が少し語られるイベントもあります。立場による見方の変化で印象が変わるというイベントでしたね。そして、ストーリーの黒幕のような存在である精霊が、やっていることはけっこうヘビィですが、生きたい・あるべき姿になりたいという、わりと純粋な存在なだけに、人の気持ちの在り方という点について考えさせられるイベントだったと思います。レナ人も実は精霊力の強いダナ人であり、さらわれて構成された人たちという点もあり、なおさらでした。

さて、第2部のストーリーはとても良いのですが、気になる点もチラホラ。まず、RPGとして一本道すぎる。レナも実は既に滅亡しているし、ストーリー構成上から仕方なかったのかもしれませんが、ひたすらレールの上を走っている感じが少し気になりましたね。楔とともに放たれた四光も隠しボスのような扱いでストーリーにほぼ絡まず。特に大きな被害も及ぼさず。唯一の見せ場はオープニングムービー(笑)。一本道のせいで、宇宙に出たわりに狭さを感じる世界感でしたね。

エンディングへ、そして最後まで丁寧に描かれる物語

最後はレナの精霊との戦いで終わりと思っていたら、まさかのヴォルラーンとの再戦。レネギスでの最後にそれらしいセリフを吐いてはいたけど、本当に生きて最後の最後に邪魔してくるとはある意味驚きでした(笑)。結果的に余計な邪魔をしてくれたおかげで、1番のベストな結末に向かったと言えばそうなのですが、何だか微妙な感じ残ります(笑)。

そして、ダナの人たちなどで構成されるダナの精霊の力を借りて、双世界はひとつの世界へ。エンディングテーマのひとつとなる「Blue Moon」の楽曲の良さも相まって、とても綺麗で印象的な結末です。エンディングの一コマにはなりますが、アルフェンとシオンの結婚式まで描かれており、最後までストーリーを丁寧に描いてくれたなという印象でした。

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エンディングを終えて

今作のテイルズ オブ アライズは、テイルズオブシリーズの中だけでなく、他のRPGなども含めて、かなりの良作だと思いました。良いテイルズオブの作品をプレイさせて頂き、ありがとうございました。

あとがき

エンディングの後は、隠しボスたちなどを制覇していく道。何とか制覇して、無事アライズマスターの最後のトロフィーも取得できました。それにしても、追憶の世界でのスルドたちとの再戦からジルファとの戦闘になるとは。強くなったスルドとの戦いだけだと思ってたら、ジルファが出てきて少し感慨深いイベントになりました。テイルズ オブ アライズという作品をまだ楽しみたいですが、続編が出るのも微妙ですし。追加コンテンツのDLCとして、何か追加してほしいなあ。

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